2024年10月16日(水)、名古屋市若者・企業リンクサポートは、第7回「おしごと遠足」を開催しました。公益社団法人名古屋中法人会とコラボして企画した職場見学ツアーで、今回は8名の若者が参加。スタッフと共に、マイクロバスで名古屋市内の2社を巡ります。1社目は、1902年の創業以来、120年以上に渡り屋根を葺(ふ)く仕事を続けてきた、 株式会社坪井利三郎商店。中区栄に本社を構え、瓦の施工を得意とする屋根・外構工事を専門としています。
名古屋城の本丸御殿や大須観音といった伝統的な瓦屋根はもちろん、ディズニーシーやスペイン村といったテーマパークの屋根工事。最近では、一般住宅のソーラーパネルの設置、意匠性の高い外構・造園事業など、新規分野にも取り組んでいます。若者の採用にも積極的で、ルーファー制度という独自の社内等級制度を採り入れ、正当に技術を評価し、職人の育成にも力を入れています。最後には瓦割り体験もさせていただき、「初めてで楽しかった」という声も!伝統を守りながら、新しい分野に挑戦する姿勢が印象的でした。
2社目は、「何でも貸します!」のキャッチフレーズやテレビCMが印象的な、近藤産興株式会社。着ぐるみなどイベントレンタルがイメージですが、実は売り上げのごく一部で、産業廃棄物処理や不動産賃貸など、幅広く事業を展開しています。
お邪魔した港区の機材センターでは、貸出先から戻ってきた介護用品が、消毒や消毒を経て、再びレンタル商品として旅立っていく過程を見学。高圧洗浄機で車いすの熱湯消毒やピッキングなどの体験もさせていただきました。参加された皆さんからは「CMで見たことはあるが、どんな会社か分かった」「会社の運営がどれほど大変か知った」などの感想がありました。
訪問させていただいた会社の皆様、コーディネートしてくださった名古屋中法人会の皆様、 ありがとうございました!