9月16日(月)東郷産業株式会社(名古屋市中区)にて、棚卸のお仕事チャレンジをさせていただきました。
お仕事チャレンジとは、「ボランティア以上アルバイト未満の経験」です。
就労経験のない若者や一度挫折してしまった若者の中には、働く力はあるもののいざ就職となると足がすくむ方も多くいます。
自分に合う環境が不明なまま就職を目指すと、なかなか動きだせなかったり、失敗した時のダメージが大きく、立ち直るまでに時間がかかってしまいます。
そうならないための経験作りが「お仕事チャレンジ」です。
ボランティアではなく、謝金をいただく(それに値する作業をする)ことで、若者には自信となり、企業さんにとっては「助かった」「若者の不安が少しわかった」となることを目指します。
工業系専門商社である東郷産業株式会社では、年に4回やっている棚卸しに、お仕事チャレンジとして参加させていただいており、今回が第二弾です。2名の若者が参加しました。
商品の中の冷蔵庫や自販機の部品の数を数える担当をさせていただき、在庫数を数え、帳簿に記入していき、棚の清掃をしました。
営業の方、営業事務の方、若者、リンクスタッフの4名チームで進めていきました。
初めての環境で仕事をするため、はじめはとても緊張し不安な様子でしたが、社員のみなさまからやり方を丁寧に教えていただき、少しずつ落ち着き、安心して作業を進めていくことができました。
そもそも商社とは何か、さらには営業、営業事務、倉庫業の仕事内容を直接詳しく教えていただき、正社員とアルバイトの違いなども時間をとってお話していただきました。
休憩時間にはお菓子などいただきながら、優しく声をかけていただき、温かさを知る経験になったと思います。
最後に相羽社長は「普段はスピードや効率を考えるけれど、作業内容を説明したり、仕事内容を伝えたりする機会になるから、社員にとっても刺激になるからありがたいよ」とおっしゃっていました。
とてもありがたいお言葉で、貴重な機会をいただきありがとうございました。
帰り際に若者は、「倉庫業に興味をもった。いけてよかった。」「もっと数を数えてみたかった。」と話していました。
彼らにとって、素敵な経験になったと思います。